れな皮膚科で行っている自費診療(保険適応外)

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹は幼少期に罹患した水ぼうそうのウィルスが原因で発症します。水ぼうそうが治った後もウィルスは体内に潜伏します。
年齢により免疫力が低下し、50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症すると言われています。
ワクチンは50歳以上の方が適応になります(自費診療です)。
これまで、れな皮膚科では生ワクチンを接種してきましたが、2023年8月から不活化ワクチン(シングリックス)へ変更いたします。
不活化ワクチンは2回の接種が必要で費用も高価ですが、発症予防率が高くワクチンの効果も長く続きます。
ワクチンは取り寄せになりますので、事前に予約が必要になります。
ご希望の方は診察時、またはお電話でお問い合わせください。
予防効果:50歳以上で97%、70歳以上で90%の発症予防効果があります。

費用:44,000円(2回分)1回22,000円

投与方法:筋肉内注射です。1回目の接種後、2ヶ月から6ヶ月後までに2回目の接種を受けてください。
安全性:注射部位の痛みが約8割、赤みは約3割の方にでます。
その他筋肉痛や頭痛、悪寒、発熱など2-3割の方に副反応が認められます。
これは体内で強い免疫を作ろうとする仕組みが働くためと考えられています。
接種を受けられない方:当日37.5℃以上の発熱がある方、過去にこのワクチンの成分でアナフィラキシーを起こしたことがある方

巻き爪に対するワイヤー治療

保険診療内の治療で痛みや傷などが改善しない方に行う方法です。特殊な金属で作られた器具を爪に取り付ける方法や、特殊な樹脂で作られたプレートを爪の表面に接着する方法などがあります。いずれも永久的に巻き爪を治してくれるわけではなく再度治療が必要になることもありますが、この治療の前後にも巻き爪によるトラブルが再発しないような日々のケアを行うことで巻き爪と上手く付き合っていけるようになることを目指します。
当院では初診時に爪の状態を診察させていただき(保険診療)、適応のある方で処置を希望される方は予約を取り、後日施術(自費診療)とさせていただいています。

当院での治療の例①金属を爪に取り付ける場合
再診・手技料4000円+器具代3850円=7850円となります。

当院での治療の例②樹脂プレートを貼り付ける場合
再診・手技料5000円+器具代2000円=7000円となります。

爪の状態によっては別の方法を行うこともありますので詳しくは診察時にお尋ねください。

静脈瘤やうっ滞性皮膚炎に対する弾性ストックング(着圧ソックス)

静脈という血管の中には逆流防止弁がありますが、年齢とともに数が減ってしまいます。そのため足の血液が心臓へ戻りにくくなり、足がむくんでしまうことが多くなります。このために起きる静脈の拡張を下肢静脈瘤といいます。
下肢静脈瘤への手術やレーザー治療は血管外科で行っていただきますが、静脈瘤に伴う皮膚の合併症(うっ滞性皮膚炎の痒み、足の色素沈着、皮膚のきずなど)を予防したり、治りをよくするため加圧式の靴下をお勧めしています。
その他に足のむくみによって悪化・再燃しやすい方にも着圧ソックスをお勧めすることがあります。
診察時にサイズを測ってご希望の素材や色で注文をします。注文してから届くまでに1週間ほどかかります。

多汗症に対する20%塩化アルミニウム溶液  ※処方には診察が必要です

手掌、足底、腋窩の多汗症に対し、20%塩化アルミニウムの外用療法を行っています。
塩化アルミニウム液は、汗を出す管(汗管)の細胞に作用し、この管を閉塞させることで発汗が減少します。
この治療法は、保険適応外のため、100mlを¥1,100(税込)で提供しております。
ご自宅で わき、手足、頭や顔など、多汗の部位を問わず使用できます。
副作用として接触皮膚炎(かぶれ)を起こしてしまうことがあります。その際は休薬した上でステロイド外用剤で治療します。
塩化アルミニウム製剤の単純塗布では症状の改善が認められない方には閉鎖密封療法を行うことも可能です(方法はスタッフが説明いたします)。

シミに対するハイドロキノンクリーム ※処方には診察が必要です

シミはメラニンという色素が皮膚内にたまることで現れる肌の黒ずみです。ハイドロキノンクリームはメラニン色素の生成を抑制するとともにメラニンを作るメラノサイトという細胞を減らす効果もあります。
メラニンは肌のターンオーバーに伴い自然に排出されるため、ハイドロキノンでメラニンが増えるのを止めておくとシミは薄くなっていきます。
当院では効果と副作用のバランスを考えて4%ハイドロキノンクリームを使用しています。

料金は1本(5g)で2200円(税込み)です。

AGA(男性型脱毛症)に対する内服治療 ※処方には診察が必要です

AGAはジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンが髪をつくる毛母細胞の働きを妨げるようになるため、十分に成長する前に毛髪が抜け落ちるようになり薄毛が起きてしまいます。DHTを作らせないようにするお薬を内服することで、髪の発毛サイクルを正常に戻し薄毛や抜け毛が改善します

当院で処方可能なお薬は2種類です。

フィナステリド(プロペシアの後発品)5,500円税込み

デュタステリド(ザガーロの後発品)7,500円税込み

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